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オーソモレキュラー栄養療法とは

オーソモレキュラー栄養療法(orthomolecular medicine)は、「栄養療法」「分子栄養学」「分子整合栄養医学」とも称され、心身に必要な栄養素を食事から摂り(必要であればサプリメントなどを用いて)、わたしたちの身体を構成する約37兆個の細胞のはたらきを向上させて、様々な病気や不調を治す療法です。
家族が同じ食事を摂っていてもかかる病気や不調は家族みんな同じわけではありません。それは、それぞれが違う「個体差」があるから。その違いを把握し必要な栄養を補って、体調やメンタルを整えていくことがオーソモレキュラー栄養療法の大きなポイントです。
海外では1960年代より、精神疾患領域の治療として応用され始め、今では、その応用範囲は整形外科や皮膚科なども含め、ほぼすべての医療分野に及ぶまでになりました。
こんにち日本国内においても多くの医師がこれを学び、全国の医療機関(3,300施設)において、オーソモレキュラー栄養療法が日常診療に取り入れられ、素晴らしい成果が着実に上がっています。

【オーソモレキュラー栄養療法で改善が期待できる症状】
・不定愁訴(血液検査などでは数値に異常がみられないが自覚症状がある状態)
例:なんとなく身体が重だるい・疲れが取れない・頭が重い・よく眠れない・朝起きられない・日中眠くなるなど
・女性特有の症状
例:生理不順・月経痛・月経前症候群(PMS)など
・アレルギー症状
例:花粉症・食物アレルギー・アトピー・蕁麻疹など
・心の症状
例:イライラする・気分が晴れない・なんとなく不安・鬱っぽいなど
・腸に関わる症状
例:便秘・下痢など

そのほか、将来かかるかもしれない病気(認知症・ガン・心疾患など)に備えることや、メタボリックシンドロームや肥満の改善にも効果が期待できます。